FOTOKEMIKA(CROATIA)

FOTOKEMIKA
フォトケミカは1947年の設立。当初はモノクロ印画紙,処理薬品,簡易カメラの製造からスタートした。その後1954年にはXレイ(レントゲン)フィルム,映画用ポジフィルム,マイクロフィルム,印刷用リスフィルム等,写真感光材料の多くを手がけるメーカーとなった。1970年にはAdox Dupont社のライセンスを取得,80年代には工業用Xレイフィルム,およびマルチグレードの印画紙の開発に成功した。90年代にはプロアマ用写真感光材料,複写関係,医療用工業用Xレイフィルム,印刷感材へとその製品を拡大。

2003年に新会社Fotokemica-Nova d.o.oに引き継がれた。近年の写真産業の大変革に対応し,主にモノクロフィルム,モノクロ印画紙,また医療用の製品を作り続けている。

(Fotokemikaのサイトにある同社の歴史より要約)


クロアチアの地でモノクロ関連を製造し続けるフォトケミカ。我々に身近な製品はモノクロフィルムのシリーズefkeとモノクロペーパー。トラディショナルな乳剤を用いた銀リッチな画像は今時の平板粒子を用いたメジャーメーカーのモノクロフィルムとは一線を画した味わいがあるとされる。また世界で唯一本当の赤外線フィルムであるefke IR820がある。

印画紙の方はEmaks(バライタ号数紙)とVarycon(多階調紙)。こちらも銀リッチで豊かな階調を持つとされる印画紙。
なおフィルムの方もそうだがFotokemikaのサイトにアップされている製品のpdfファイルはクロアチア語?で訳が分からない!

フィルムの処理方法はMassiv Dev Chartで。またEmaksのデータなどはBlack and White Paper ZONEに記載があるのを見つけた。

入手は大手の写真屋のフィルムコーナーを捜せば見つかることもあるが,本格的に使うのであればハリウッドにあるFreeStyle等から買うのが良いと思われる。

...続く

2010.2.11 村上