●フィルムをいったいどれだけ使えば無くならなくて済むのか●
...というのが気になるところだと思うのです。「月に1本」なんてケチなことでいいのか, 月に100本使わないとダメだったら? そこんところの計算を試みてみます。
■さてこの数を見積もるために3日3晩徹夜で情報を探してみました(うそ)。恥ずかしながら、まずはちうがくせいがネットで調べても分かる程度のことしか書けませんので真面目に読んではいけません。
■フィルムの生産量が最も盛んだったのは平成8年から11年ごろで、ざっと年間5億本(国内のみ)。凄い数です。
これが平成20年(入手出来た最新データ:日本カラーラボ協会)で5583万本まで落ち込みました。10年でざっと1/10です。
ちなみにこの本数は135サイズも120サイズもごちゃ混ぜです。シートフィルムは含まれていないようです。
さて、日本カラーラボ協会のデータに記載されている数字から近年の推移を追ってみると、各年の生産量は前年のほぼきっかり7割で減少しています。この調子で推移するとなると平成21年が3900万本、今年が2700万本となりそうです。
■さて、ここから大胆な予測に入ります。あ、その前に言っておかねばならないことは今云々しているデータは「国内」のデータのみです。海外を含めたデータはまだ私が見つけてません。また国内で普通に売られている製品のメーカーはご存知、富士とコダックです。それ以外あるのも承知でしょうが、数からすれば無視して良い量(実はこの存在が大事だと思うのですが..それはまたいずれ)でしょう。
■ここで限られたデータを有効に使うために、フィルムの生産を国内に限り、またメーカーは国産に限定、つまり富士について考えてみましょう。
今、富士の国内シェアは7割。先の平成22年の生産量予測2700万の7割で今年の富士フィルムの生産量予測は1890万本となります。
おそらくこのあたりの数がフィルム会社1社がやっていける最低限の数字なのでしょう。これがそれほどハズレていないと思うのはFPhotoのサイトに書かれたこの書き込みともほぼ合うからです。八百長さん(^^;)という方の分析ですが、私のこの話よりは信頼出来る?でしょう。
■さて、もちろんこの数はカラーネガもポジも、モノクロも全て入っての数なのです。ですからその中で需要の少ないものは早くから生産中止に追い込まれるのは必至だと思われます。その例が今回のプレスト120なのでしょう。
■プレスト120を復活させるために我々はどの位使えばいいのでしょうか。さらに大胆な予測をします。
プレスト120の生産数の割合を富士のフィルム総生産数の5%とします(根拠無し)。そうすると平成21年のプレスト120の生産量は3900万本×0.7×0.05=137万本。この平成21年はなんとかぎりぎりプレストは生産出来ていたので、これが製造可能最小ロットと考えます。
今年平成22年の生産予想は2700万本×0.7×0.05=95万本。この数では最少ロットに満たない。その差は42万本です!
我々は年間でこの42万本を増やし、かつそれ以上消費が減らない様に努力しなければなりません。フィルムを月に1本使うと1人当たり年間12本。夏休みと正月はがんばって3本よけいに使うとして1人年間15本のフィルムを使うとしましょう。
42万本÷15=2万8千人!
たったの2万8千人がフィルムを月に1本使うの会に入ってくれればフィルムは無くならないのである!
なお、お気づきの通りプレストの生産割合が富士の製品の10%ならば、必要な会員数は2万8千人の2倍=5万6千人(以下同様の比例計算)となるわけであります。もし割合がもっと少なければ、会員ももっと少なくて良いわけですっ!!
さーて見えて来たゾー!!!
2010.02.03 村上